老後に自宅を売却する場合、住み替えについて気を付けるべきことは?

マイホームを所有している方のなかには、老後のセカンドライフを見据えて売却を検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
老後の売却はメリットもある一方でデメリットもあるため、慎重に検討することが大切です。
そこで今回は老後に家を売ってはいけない理由、老後に家を売るメリットのひとつである住み替えについて、さらに老後に家を売る場合についてもご紹介します。

老後に家を売却する場合に気を付けるべきポイントは!!

老後に家を売ることは、まとまった現金を確保できたり、納税の負担が減ったりするなどのメリットばかりではありません。


①一度売却してしまうと、住み慣れた環境に戻ることが難しくなります。
環境の変化が心身の負担となる可能性もあるため、慎重に検討することが大切です。


②築年数が経過している物件は借り手や買い手が見つからなかったり、希望の価格で売れなかったりする可能性もあります。

③賃貸物件に引っ越した場合は、毎月家賃の支払いが必要となります。

④家を売ると子どもが相続する家がなくなることもある為、ご家族様皆様でお話し合いをされる事をおすすめ致します

老後に不動産売却をされた場合のメリット

老後に家を売ることにはデメリットだけでなく、より快適な生活を実現するメリットもあります。
老後は、子どもが独立し、身体的な変化などによりライフスタイルが大きく変わる時期です。
子どもが独立した家庭では、部屋数の少ないシンプルな間取りや、足腰が弱った方にはバリアフリーの住環境がより適しています。(マンションなど)
また、セキュリティ面で優れた物件への住み替えや、生活資金を得ることもメリットです。
老後は収入が減少する傾向があるため、経済的な不安を抱える方は、計画をしっかり立てて検討しましょう。

老後に家を売ってはいけない?老後資金について

老後の資金を確保するために売却を検討している方は、現在の住居を保持しつつ資金を確保する方法を検討することが有益です。
具体的には、不動産会社に売却してからリースバック契約を結ぶ方法や、家を担保にしてリバースモーゲージを利用する方法があります。
これらの手法を用いれば、現在の住居を維持しながら資金を得ることができるでしょう。
ただし、本来不動産の売却を行った場合に得られたはずの資金よりも大分低い資金で不動産の所有権を失う事になります。また、契約者が亡くなった場合、家は財産として残せないため、子どもに家を残したいという方は慎重に考慮する必要があります。
これらの方法は住環境を変えずに資金を得る利点があるものの、注意点も存在します。
それぞれの特徴を十分に理解し、慎重に検討することが肝要です。

まとめ

老後に家を売却される場合、住む環境が変わってストレスを感じたり、賃貸で経済的な負担が増えたりするなどの理由なども傾向としては考えられます。
老後資金を確保するには、売却だけではなくリースバックやリバースモーゲージなどの方法もありますが、デメリットも大きくございます。
メリットとデメリットを比較して、家族にとって最適な選択をすることが大切です。

不動産のプロフェッショナルとして、お客様のニーズに真摯にお応えいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

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